【つぶやき】試練!寝かしつけでフルボッコ。

ぶり子
ぶり子

5歳双子の女の子と1歳児育児中。こんにちは、ポンコツぶり子です。

寝る前の数分から数十分は、いつも3人のこどもたちとの格闘。

こどもを生むまで、こんな格闘技があるなんて知らなかった。

無の境地に立って、ただひたすら耐えるのみ。声を発すれば振り出しに戻る。目を合わせてはならない。白目がデフォルト。

嘘寝と言う名の必殺技。

かつては子どもたちの攻撃に耐えきず、わーわー怒ったこともあったけれど、それはもはや逆効果だったと、今ならわかる。

基本的には両脇に5歳の双子、真上に1歳の末っ子というスタイル。

独占欲強めの末っ子は、姉たちの腕が少しでも自分の陣地(母親の腹の上)にかかったもんならば、即座に払いのける。

たまには双子とぎゅーっとしながら寝たいけれど、そんなことをすれば末っ子の引き剥がしの目に合うので、姉たちは私の腕をうまいこと活用して眠りについている。

双子のうち一人は伸ばした腕に巻き付いて寝るスタイルがお気に入り。

ただ伸ばせば良いわけではないようで、どうやら角度や伸ばし具合、巻き付きやすさのこだわりがあるようで、「そうじゃないねん、こっちやねん。」といつも腕を伸ばされる。

しかし聞いておくれ、私の腕は限界なのだよ。

これ以上伸ばすと肘が反対向いてしまうんだよ。もはやすでに、技が決まっているんだよ。痛いんだよな〜。

とはいえ、ホントはぎゅ〜ってしたいのを我慢しているのだから、腕が反対向くくらいなんてことない。(そんなわけはない。)

双子のもう一人は私の指先がお気に入りのようで。

手をつなごう!と繋いだ手の、爪を剥がすのかといわんばかりの勢いで、私の爪をペラペラ触るスタイル。

割と本気でもっていかれそうになるときがあるので、そんなときはサッと手を引きますが、お次にやってくるのは爪噛み。

自分の爪ではなく、私の爪。白目

かりっかりっと始まるので、またもやサッと手を引かせていただきます。

最終、手を繋いで、一定のリズムでニギニギすればイチコロ、すっと寝てくれる。0歳のときからずっと。5歳になった今でもそれが続いていてかわいい。。

双子たちに両腕を固められ、極めつけは、私の腹の上が定位置の末っ子。

ここのところはこの末っ子がこの戦いの中のボス。

こちらはひたすら必殺技「嘘寝」を繰り出すも、なかなかに手強いのがこのボス。

このボスの力加減ときたら、それはもはや1歳児の力ではなく。5歳双子も敵わない。もしかすると、私も敵わないかもしれないなんて思うこともある。

何を思ってか、顔についている穴という穴に小さな指を突っ込んでくるんだけれど、何が辛いって、鼻の穴に突っ込んだまま、それを握りつぶそうとしてくること。

痛くて痛くて、引き剥がしたいけれど、引っ張ったら鼻がもげそうでひたすら耐えるのみ。

そしてここで「痛い〜!」なんて言おうもんなら、それはボスの思う壺。

「やっぱり起きてた〜☆遊ぼ☆」と言いたげな目をして呼びかけてくる。(なんで赤ちゃんって「痛い」が好きなん?)

こうなると、もういつ寝てくれるかわからないので、極力それは避けたいところ。だからひたすら耐えに耐え、穴ツッコミつねりに耐えるしかない。

それに加えて、ボスの爪を整え忘れようものなら、この戦いの負けが確定したようなもの。

コレまでも何度もやられたひっかきっ傷。しかも顔。(年のせいか、この傷が治らない。治らないどころか、シミのようにあとになるから厄介。)

ほんとに1歳児なのか疑う力でガリッとひっかくものだから、それはそれは痛い。

流石に嘘寝も崩壊、あまりの痛さに悶えてしまう。

ボス本人は、あえて引っ掻こうとしたわけではなさそうで、申し訳無さそうにごめんなさいとペコペコ頭をさげてくれる。

いいのだよ、私が爪を切り忘れたからこうなったのだから、なんて思いつつ。「痛いんじゃっ!!!」なんて、声を荒げてごめんあそばせ。

そんなこんな、顔面を撫で回していただいたかと思いきや、お次はおしっこをたっぷり吸ったおむつのおしりで顔面にダイブ!からの腹にもダイブ!

おしりが顔に乗ってくるときは、割と本気で息が出来ないことも多々。隙間からなんとか鼻の穴をつまみ出して呼吸を確保する。

何セットか顔面ダイブと腹ダイブを繰り返し、ここでようやく一人でごろーんと転がる。

しかしここで気を抜いてしまえば、戦いは延長戦へともつれてしまうので要注意。

必殺穴ツッコミつねりと、顔面腹ダイブその他諸々の繰り返しに何度か耐えた後、最後のちからを振り絞って、壁に蹴りをいれてようやく眠りについてくれる。

スースー聞こえる寝息が、終わりのゴング。ホッと一息、、

但しこのあと1時間で必ず一旦起きてくるまでがセットであることを忘れてはならない。

あぁ、きょうの寝かしつけもよく頑張った。

今しかないと思えば、この格闘も尊い時間に違いない。もしかしたら、明日突然すっと寝る日がくるかもしれないんだから。

子どもたちよ、ありがとーなー。

ほんなら、おやすみ。生まれてきてくれて、ありがとう。

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